再婚でも結婚指輪は必要!婚約指輪購入方法や最適なデザインの選び方を解説

「再婚でも結婚指輪や婚約指輪は用意した方が良いのかな?」
「指輪を購入する際、どのようなデザインを選ぶと良いのだろう」

再婚時に結婚指輪のことがよぎると思うのですが、このようにお悩みの方もいるでしょう。詳細は本文に記載していますが、再婚でも結婚指輪や婚約指輪は用意するべきです! 指輪というカタチで目に見えるようにすることで、互いの愛や決意を、自身たちだけでなく周りにも示せるからです。

そうなると選ぶべきデザインに頭を悩まされますが、これも難しいことではありません。心得ておくべきポイントを把握しておけば、結婚指輪・婚約指輪選びに失敗することはありません。

そこでこの記事では、再婚でも結婚指輪・婚約指輪が必要な理由やデザインの選び方だけでなく、購入方法・気を付けるべきこと・渡すタイミング・初婚時に用いた指輪の処分方法も解説します。この記事を読めば、再婚時に最適な指輪を手にする方法がわかります。「結婚指輪・婚約指輪は高額だからこそ、絶対に失敗したくない」と考えている方こそ、是非読んでみてください。

子連れこそ重要!再婚でも結婚指輪が必要な理由

まずは再婚でも結婚指輪が必要な理由を解説します。

再婚でも結婚指輪が必要な理由
  • 愛の証を示すため
  • 式を挙げない代わりにプレゼントするため

愛の証を示すため

再婚でも結婚指輪が必要な理由として、愛の証を示すためが挙げられます。目に見える形にすることで、双方の愛を再確認できます。

例えば、結婚指輪は「2人の約束の印」としての役割があります。離婚後に再婚する人たちは、過去の経験を乗り越え、新しいパートナーと共に歩む決意をします。その中で、指輪は「これからはお互いを大切にする」という強い気持ちを形にしたものです。友達と大事な約束をする際に交換する特別なものがあれば、それを見るたびにその約束を思い出しますよね。同じように、指輪を見るたびに「一緒に生きていく覚悟」を思い出すことができます。

また、指輪をつけることで周囲の人にも「この人は大切なパートナーがいる」ということが伝わり、周りの人からの余計な干渉を防ぎ、2人の関係を守ることにもつながります。

一方で、再婚では過去の結婚生活を気にして指輪を避ける人もいますが、それを解決するには2人で相談し、シンプルなデザインやお互いが納得できる形の指輪を選ぶことで、新たなスタートの象徴として指輪を前向きに捉えることができます。

式を挙げない代わりにプレゼントするため

再婚でも結婚指輪が必要な理由に、式を挙げない代わりに新たなスタートを形にして残すことがあります。

例えば、再婚する夫婦の中には、過去に結婚式を挙げた経験があるため、再婚では式を控える場合があります。しかし、式を挙げないと「特別なイベントがない」と感じることもあります。そんなとき、結婚指輪を交換することで「これから一緒に生きていく」という決意を形にすることができます。

たとえば、部活の大会で表彰状をもらうと「頑張った成果が目に見える形で残る」ので嬉しいものです。同じように、結婚指輪は2人の新しいスタートを記念する象徴となります。さらに、指輪を毎日つけることで「新しい人生を一緒に築いていく」という思いを日常生活の中で実感できます。

ちなみに、指輪の交換を避ける夫婦もいますが、それを解決するには、お互いが選びやすいシンプルで実用的なデザインの指輪を選ぶことで、無理なく気持ちを形にでき、特別な記念として残せます。

結婚指輪や婚約指輪を購入する方法

次に、結婚指輪や婚約指輪を購入する方法を解説します

結婚指輪や婚約指輪を購入する方法
  • 実店舗
  • オンライン

実店舗

結婚指輪や婚約指輪を購入する方法に、実店舗が挙げられます。理由は、実際に指輪を試着して納得のいく選択ができるためです。

例えば、指輪を選ぶ際には、デザインだけでなく、サイズ感や指にはめたときのフィット感も大切です。実店舗では、スタッフが親切に相談に乗ってくれるので、自分たちに合った指輪を探しやすくなります。

友達と靴を買いに行ったとき、サイズや履き心地を確認するために実際に履いてみますよね。同じように、結婚指輪も実際に試着することで、手の形や肌の色に合ったデザインを見つけることができます。また、実店舗では刻印サービスやメンテナンスの説明も受けられるため、購入後の安心感が得られるのもメリットです。

なお、実店舗はオンラインショップに比べて価格が高いことがあります。それを解決するには、事前にオンラインで価格やデザインを調べて予算を設定し、店舗で試着と相談をすることがおすすめです。満足のいく購入ができます。

オンライン

結婚指輪や婚約指輪をオンラインで購入するのもおすすめです。その理由は、自宅で手軽に比較検討でき、多様なデザインから選べるからです。

一例として、店頭に行く時間がない夫婦が、インターネットで好きなブランドの公式サイトを見て、お互いに気に入った指輪を見つけられるでしょう。この方法なら、価格やデザインをゆっくり比較できるため、納得のいく選択がしやすくなります。

さらに、オンラインショップではサイズの測り方やデザインの詳細をわかりやすく解説しているため、安心して購入することが可能です。配送サービスも充実しているため、家にいながら指輪を受け取ることができ、忙しい人にも便利です。

ただし、オンライン購入では試着ができないことがデメリットとして挙げられます。その問題を解決するためには、返品や交換に対応しているショップを選ぶのが良いでしょう。他にも、事前にサイズやデザインをしっかり確認することで、失敗を防ぐことができます。

再婚カップルに最適な結婚指輪の選び方

ここでは、再婚カップルに最適な結婚指輪の選び方を解説します。

再婚カップルに最適な結婚指輪の選び方
  • 宝石の種類を考慮する
  • 宝石のサイズを考慮する

宝石の種類

再婚カップルに最適な結婚指輪の選び方として、宝石の種類を考慮することは非常に重要です。新たなスタートを象徴するからです。

具体的には、宝石の種類によって2人の物語を込めることができます。ダイヤモンドは永遠の愛を象徴し、サファイアは誠実さや知恵を表すと言われています。これらを選ぶことで、再婚カップルが新たに築く関係を視覚的に示せます。

また、指輪に2人の誕生石を組み合わせることで、よりパーソナルで特別感のあるデザインにすることができます。例えば、青いサファイアと緑色のエメラルドを使えば、2人の絆や新しい生活への希望を象徴するようなユニークな指輪を作ることが可能です。

一方、派手すぎる宝石や装飾を選ぶと、日常生活で使いにくいという問題もあります。そのため、解決策として、シンプルなデザインでありながら宝石の色や意味にこだわった指輪を選ぶことで、日常使いしやすく、特別感も保つバランスを取ることができます。

宝石のサイズを考慮する

再婚カップルに最適な結婚指輪の選び方として、宝石のサイズを考慮するのは大切です。理由は、宝石のサイズが2人の日常生活に悪影響を及ぼすかもしれないからです。

例えば、日常的に指輪を着ける機会が多い仕事や趣味がある場合、大きすぎる宝石は不便に感じることがあります。洗い物をする際に邪魔に感じるでしょう。一方で、小ぶりな宝石は目立たないけれど上品で、仕事や普段の生活にも自然に馴染みます。過去に華やかなデザインを選んでいた人でも、新たなパートナーとの価値観に基づき、控えめなデザインを選ぶことで新しい人生の方向性を示すことができます。

解決策としては、生活スタイルや結婚指輪に求める意味についてじっくり話し合い、専門店でサイズやデザインのアドバイスを受けることで、2人に最適な指輪を選ぶことができます。

【再婚ケース】指輪を購入する際に気を付けること

次に、指輪を購入する際に気を付けることを解説します。

指輪を購入する際に気を付けること
  • 男性側が再婚の場合
  • 女性側が再婚の場合

男性側が再婚の場合

男性が再婚の場合、指輪を購入する際は、相手の気持ちを最優先に考えることが重要です。女性は、現在のパートナーの元カノや前妻を気にする生き物だからです。

たとえば、以前の結婚で使用していた指輪のデザインが特定のスタイルだった場合、同じようなデザインを選ぶと相手が不快に感じることがあります。元カノの話をすると、今の彼女が不機嫌になることがありますよね。あれと同じイメージです。特に、結婚歴があることを気にする相手であり、かつ前婚時に用いた指輪のデザインを把握している場合、デザインが全く異なるモノにするのが無難でしょう。

また、購入時に「前の指輪とどう違うのか」といった疑念を抱かせないよう、2人で一緒に選ぶプロセスを大切にすることも重要です。こうした配慮が欠けると、無意識に相手を傷つけてしまう可能性があります。

この問題を解決するには、デザインの選定や購入のプロセスを2人の共有の時間とし、パートナーが満足するように選ぶ努力をすることが効果的です。また、信頼できる専門店で相談しながら選ぶと、相手に安心感を与えられます。

女性側が再婚の場合

女性が再婚の場合も、指輪を購入する際に気を付けるべきです。過去の結婚生活への配慮が必要だからです。

たとえば、もし以前にゴールドの指輪を身に着けていた場合、今回はプラチナやシルバーなど異なる素材を選ぶことで、過去と未来を区別する象徴となります。そうすることで前婚、具体的には前の男のことを引きずっていないことを暗にアピールできます。過去の結婚の印象を引きずるようなデザインを避け、新しいスタートにふさわしい指輪を選ぶことが大切です。

購入時にはお互いの好みや価値観を丁寧に共有し、既存の記憶に影響を与えないデザインを選ぶため、専門店のスタッフやジュエリーデザイナーのアドバイスを活用するのが良いでしょう。

再婚カップルが指輪を渡すべきタイミング

再婚カップルが指輪を渡すべきタイミングを解説します。

指輪を渡すべきタイミング
  • 【婚約指輪】サプライズプロポーズ
  • 【結婚指輪】結婚式

【婚約指輪】サプライズプロポーズ

婚約指輪を渡すタイミングとして、サプライズプロポーズが挙げられます。再婚であったとしても、特別な瞬間を演出できます。

たとえば、夜景の見えるレストランで、デザートと一緒に指輪を渡しながら「これからもずっと一緒にいたい」という言葉を伝えれば、再婚であることを忘れるほどの幸福感を相手に届けられます。そんな時に婚約指輪を渡せば、相手に自分の思いが伝わりやすいでしょう。過去の経験からプロポーズを慎重に受け止める人もいるかもしれませんが、心のこもった演出は2人の絆をさらに深めるきっかけになります。

その一方で、サプライズが苦手な相手に対しては効果が薄い可能性があります。これを解消するためには、事前に相手の好みや気持ちをリサーチして、どんなシチュエーションが喜ばれるかを見極めてからプロポーズを計画することが大切です。

【結婚指輪】結婚式

結婚指輪を渡すのであれば、結婚式がベストタイミングです。式が2人にとって新たなスタートを祝う特別な場であり、その瞬間が指輪交換に最もふさわしいからです。

たとえば、結婚式ではゲストや家族が見守る中で誓いの言葉を交わします。このとき、指輪交換を行うことで、その誓いが目に見える形となり、記憶に残る大切な儀式になります。また、子どもたちや親族にとっても、指輪交換を見ることで新しい家族の絆を実感する機会となります。

なお、結婚式をしない場合や控えめな式を希望する場合は、日常の特別な瞬間を選んで渡す方法もあります。これにより、形式にこだわらず2人らしさを大切にできます。

要するに一番重要なのは、カップルが話し合い、結婚式の規模やスタイルに合わせて最適なタイミングを決めることです。

無事再婚!でも初婚時の結婚指輪はどうする

意外と重要なポイントである、初婚時の結婚指輪の処分方法を解説します。

初婚時の結婚指輪の処分方法
  • 業者に買い取ってもらう
  • 再婚時の指輪に再利用する

業者に買い取ってもらう

初婚時の結婚指輪を処分する方法として、業者に買い取ってもらうことが挙げられます。新たなスタートの資金にできるからです。

そもそも、初婚時の指輪を持ち続けると、再婚相手が気にしたり、自分自身が前の結婚を思い出してしたりすることがあります。これを防ぐために、何かしらの方法で処分するべきです。そんな時に、買い取り業者に依頼すれば、適正価格で買い取ってもらうことができます。
例えば買い取り業者の1つである大黒屋だと、以下価格で買い取ってもらえます。

カラットカラークラリティカット価格
0.30CtDVS1Excellent28,937 円
0.50CtEVVS2Excellent95,919 円
1.00CtFVS1Excellent367,351 円
1.20CtGSI1Very Good339,660 円
1.70CtGVS2Good585,554 円
2.00CtHVS2Very Good835,690 円
2.30CtISI1Good654,548 円
3.00CtHSI2Good937,425 円
3.50CtJSI2Very Good924,753 円
4.00CtGSI1Good2,202,692 円
引用元:大黒屋|ダイヤモンド買取の大黒屋(2025年1月5日時点)

カラット・カラー・クラリティ・カット状態などにもよりますが、うまくいけば220万円で買い取ってもらえる可能性があります。そのお金を新しい指輪や再婚生活のために使えば、気持ちを切り替える助けになるでしょう。さらに、リサイクルされた指輪が別の人の手に渡ることで、新しい幸せを生むことも可能です。

もちろん、「前の指輪を手放すのは気が引ける」と感じる人もいるでしょう。そういった場合には、信頼できる業者を選び、指輪がどのように扱われるかを確認することで安心感を得られます。これにより、初婚時の指輪を無理なく手放し、気持ちを前向きに切り替えることができるでしょう。

再婚時の指輪に再利用する

再婚時に用いる指輪に再利用するのも、おすすめです。この手法は別名ジュエリーリフォームと言われ、珍しいものではありません。事実、以下のように対応している専門店も数多くあります。

下取りや再利用に対応しております。
使用しなくなったチェーンや指輪などの下取りが可能です。
また、想い入れのあるものなど、状態によっては溶かして再利用することが出来る場合もございます。お気軽にご相談ください。

引用元:K.UNO|FAQ(2025年1月5日時点)

このショップの場合、前婚の指輪を持込み、リフォームをすることで通常よりも安く指輪を購入することが可能です。10万円以上も安くなるケースもあります。そうなると、単に捨ててしまうのはもったいないですよね。以上のことから、再利用するのもおすすめです

再婚でよくある質問

最後に、再婚でよくある質問を解説します。

再婚時の結婚指輪や婚約指輪でよくある質問
  • 子連れが再婚する際に決めておくべきことは?
  • 子連れ再婚時に必要な手続きは?

子連れが再婚する際に決めておくべきことは?

子連れが再婚する際に決めておくべきこととして、以下が挙げられます。

決めておくべきこと具体例
子供の養子縁組養子縁組をするかどうかの判断
養子縁組のタイミング
養子縁組後の姓や戸籍の取り扱い
法律上の影響と義務
子どもの心理的サポート
子育て方針日常生活におけるルール
子どもの行動に対するルール
学校や習い事の選択
勉強に対するサポート方法
学歴や進路に対する考え方
褒め方や叱り方の基準
礼儀やマナーについての考え方
再婚相手が子どもとどう接するべきかの方針
子どもの呼び方や義親子間での距離感の調整
子どもの意見や感情をどう尊重するか
子どもが前配偶者と交流する際の取り決め
前配偶者との連絡や協力体制の方針
再婚による新しい兄弟姉妹間での接し方やルール
子どもにどこまで家事や責任を負わせるか
再婚相手と実子、または義子の間のバランスをどう取るか
子どもが成人後の支援や関与についての考え方
家族としての長期的な目標や夢をどう共有するか
金銭面養育費の取り決め
子どもの生活費
医療費の負担
習い事や特別支出
家計の管理方法
生活費の分担
貯金・資産形成
負債や借金の確認
相続権の調整
生命保険の受取人設定

当然と言えば当然ですが、特に子供関連の取り決めが多くなっています。この辺りを事前に決めておかなければ「そんなことは聞いていない!」と、トラブルになるかもしれません。再婚が完了してから問題が発生すると、話がこじれるおそれがあります。再婚する前に必ず確認しておくべきです。

子連れ再婚時に必要な手続きは?

子連れ再婚時に必要な手続きに、以下があります。

再婚時に必要な手続き届け先必要書類
婚姻届の提出市区町村の役所婚姻届
本籍地が異なる場合は戸籍謄本
本人確認書類
戸籍の確認と変更市区町村の役所戸籍謄本
住民票の変更市区町村の役所住民異動届(転出届・転入届)
本人確認書類
住民基本台帳カードまたはマイナンバーカード(持っている場合)
児童手当の変更市区町村の役所児童手当認定請求書(変更届)
戸籍謄本
所得証明書
養子縁組の手続き市区町村の役所
または家庭裁判所
養子縁組届 養親・養子の戸籍謄本
本人確認書類
養子となる子どもの親権者の同意書(未成年の場合)
姓の変更手続き家庭裁判所
(子どもの姓を変更する場合)
子の氏の変更許可申立書
戸籍謄本
申立人の本人確認書類
学校や保育園などの連絡子どもが通う学校
または保育園
学校側が指定する書類

手続きは多いですが、提出先は市区町村・家庭裁判所・学校の3種類に絞られます。手続きを行う際は、まとめて行うのが良いでしょう。