夫婦関係が悪くなる原因は、我慢の積み重ねや小さなストレスによって引き起こされます。
この記事では、そんな冷めきってしまった夫婦の特徴をご紹介します。
あわせて夫婦関係を修復する方法も解説しますので、パートナーとよりを戻したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
冷めきった夫婦の特徴7選
会話がない
かつては他愛のない話で盛り上がっていた夫婦でも、会話が減り、沈黙の時間が増えている状態は危険信号です。
たとえば、「スマホやテレビばかり見ていて会話がない」といった夫婦は、心の距離が離れているサインかもしれません。
会話がない状態が続くと、互いの気持ちや考えが分からなくなり、誤解や不満が生まれやすくなります。
スキンシップがない
夫婦関係においてスキンシップは愛情表現の一つ。心の距離を縮めるうえでとても重要です。
しかし、冷めきった夫婦では、スキンシップの頻度が減る傾向に。全くなくなってしまうケースも少なくありません。
手を繋いで歩くことや、ハグをすること、キスをすることなど、以前は自然とできていたスキンシップが減っている場合は冷めているサインかもしれません。
感謝の気持ちがなく、言葉で伝えることもない
感謝の言葉は、夫婦関係を円滑にするための魔法の言葉です。
しかし、冷めきった夫婦では、この「ありがとう」という言葉が減り、感謝の気持ちを表すことが少なくなります。
感謝の気持ちを伝えることは、相手への尊敬と愛情を示すことにつながります。家事や育児、仕事など、相手が当たり前にこなしていることにも感謝の気持ちを忘れずに、言葉で伝えるようにしましょう。
相手の行動に興味がない
相手の行動に興味を示すことは、良好な夫婦関係を築くうえでとても大切です。
しかし、冷めきった夫婦は、相手の行動に無関心になり、話を聞こうとしなくなります。
相手の話に耳を傾け、共感する姿勢を示すことが、夫婦の心の距離を縮める一歩となります。
一緒にいるのが楽しくない
夫婦関係が良好な時は、一緒にいるだけで楽しく、笑顔が絶えないものです。
しかし、一緒にいる時間が苦痛に感じたり、ストレスを感じるようになると、夫婦関係は危険な状態と言えます。
かつては楽しかったはずの旅行や食事も、今では義務的に感じてしまう場合は、夫婦関係を見直す必要があるかもしれません。
将来の話が出ない
「老後はこんな家に住みたいね」「子供はあと何人欲しいね」など、将来についての話で盛り上がるのは、夫婦円満の証です。将来について語り合うことは、2人の未来を共有し、絆を深めることにつながります。
しかし、冷めきった夫婦は、将来について話すことすら億劫に感じ、話題を避けるようになります。将来に対する価値観を共有し、共通の目標を持つことが、夫婦関係を長続きさせる秘訣となります。
どちらか一方に我慢が募っている
夫婦関係は、どちらか一方だけが我慢する関係では長続きしません。
不満を溜め込み、我慢する時間が長くなるほど、夫婦関係の溝は深まってしまいます。
パートナーに不満や不安なことがある場合は、一人で抱え込まずに、早めに相談するようにしましょう。
冷めきった夫婦関係を修復する方法
まずは夫婦で話し合う時間を設ける
夫婦関係が冷めきってしまう原因は、お互いのコミュニケーション不足にあるケースが大半です。まずは、じっくりと話し合う時間を取りましょう。
ただし、この時、相手を責めるような口調は避け、冷静に、自分の気持ちを伝えるように心がけてください。
「~だから、私は悲しい」「~について、どう思っている?」といったように、相手を尊重した言い方を意識しましょう。
また、相手の話を遮らず、最後までしっかりと耳を傾けることも大切です。
話し合いの際に決めたいこと 今後、夫婦としてどのように生きていきたいか お互いに、どのような努力ができるか 話し合いの頻度や時間感謝の気持ちを伝える
夫婦として長い時間を共にする中で、感謝の気持ちを伝えることを忘れてしまいがちです。
しかし、「ありがとう」の言葉は、良好な夫婦関係を築くうえでとても大切です。
「〇〇してくれてありがとう」など、些細なことでも感謝の気持ちを言葉にして伝えましょう。
言葉にすることで、相手への愛情や尊敬の念を再確認することができます。
もし直接、感謝の言葉を伝えるのが難しい場合、手紙を書いたり、プレゼントと一緒に渡したりするのもいいでしょう。
ちょっとずつスキンシップを増やす
スキンシップは、愛情表現として非常に有効な手段です。
手をつなぐ、ハグをする、頭を撫でるなど、できる範囲で少しずつスキンシップを増やしていきましょう。
スキンシップを通して、夫婦としての愛情や絆を再確認できるはずです。
抵抗がある場合は、無理強いするのではなく、相手の様子を見ながら徐々に進めていきましょう。
デートをする
マンネリ化した日常から抜け出し、恋人時代のようにデートを楽しむことも効果的です。
二人で映画を観に行ったり、おしゃれなレストランで食事をしたり、遊園地に出かけたりと、新鮮な気持ちで楽しい時間を共有しましょう。
思い出の場所や、以前から行ってみたかった場所を訪れるのも良いでしょう。デートを通して、夫婦としての愛情や絆を再確認できるはずです。
カウンセリングを受ける
自分たちだけでは解決が難しいと感じるときは、専門家の力を借りることもおすすめです。
夫婦カウンセリングでは、夫婦関係の専門家が、二人の状況や悩みに寄り添いながら、問題解決に向けてサポートしてくれます。
第三者の客観的な意見を取り入れることで、新たな視点を得ることができ、問題解決への糸口が見つかるかもしれません。
まとめ
夫婦関係が冷めてしまう原因は様々ですが、多くの場合、コミュニケーション不足や感謝の気持ちの欠如、すれ違いなどです。
そのため、冷めきった関係を修復するには、まずは夫婦でしっかりと話し合うことが重要です。そのうえで、日常生活の中で感謝の気持ちを伝えたり、スキンシップを増やしたり、共通の楽しい時間を共有したり。
そうした地道な努力が再び、夫婦の絆を強くできることにつながります。